魯西亜人モウル言上書 上 / 村上貞助訳
(ロシアジン モウル ゴンジョウショ / ムラカミ テイスケ)
成立年 文化9年 (1812)
形態 写本 2冊 27cm
内容説明 文化8年ゴロヴニーンとともにクナシリ島で捕えられたムール少尉が、同9年5月松前奉行小笠原伊勢守、荒尾但馬守に提出したロシア国情についての詳細な陳述書。上巻は、ゴロヴニーンのディアナ号航海、フヴォストフらの日本北辺襲撃、文化4年長崎に到来したアメリカ船エクリプス号のこと、ゴロヴニーンらの松前逃亡事件等についてのべる。下巻では、ロシアは蝦夷地に野心のないことを説き、ナポレオン戦争の経緯を詳説してロシアが好戦国に非ざることをのべる。末尾にディアナ号乗組員名簿および訳者村上貞助の跋を付す。
請求記号 旧記 0680(1) (北大北方資料室)
関連資料 魯西亜人モウル言上書 下
収載目録名 日本北辺関係旧記目録
レコードID 0A030500000001000
全文データ あり。全文を見る
利用条件 申請が必要です